
様々なアダルト関連製品が展示される、世界最大のアダルト展示会「AVNアダルトエンターテインメントエキスポ2017」が、1月18日~21日にかけてラスベガスで開催され、大盛況のうちに閉幕となりました!
本稿では、「AVNエンターテインメントエキスポ2017」のVR関連のトピックスをいくつかピックアップしてご紹介します。
日本からは「なないちゃんとあそぼ!」が出展。
日本からは「新感覚バーチャルセックスゲーム『なないちゃんとあそぼ!』」を制作する「VRJCC」とVRゲームの販売プラットフォーム「ImagineVR」、アダルトグッズを制作・販売する「SSI JAPAN」が出展。スマホのジャイロ機能を使ったリアルとバーチャルが連動する新感覚の体験は、海外でも注目を集めたようです。
AVN Day 3 #avnshow pic.twitter.com/i3sexCwwva
— ImagineVR (@GoImagineVR) 2017年1月21日
ラスベガスでの展示会 ane [AVN Novelty Expo] 初日、終了! https://t.co/y8T84PI5tO
ブース名:SSI JAPAN/Imagine VR(Imagine VR & VRJCC)
ブースNo:#712 pic.twitter.com/js3GFm2Nr8— SSI JAPAN (@ssi_japan) 2017年1月19日
AVN day 3! pic.twitter.com/lEju8u3W9O
— ImagineVR (@GoImagineVR) 2017年1月21日
外人さんも「なないちゃん」に思わず爆笑!
HoloGirlsVRが、AVNアワードを受賞
優秀なアダルトコンテンツやサービス、アダルト関連製品に贈られるAVNアワード。VR関連では、アダルトVR動画配信サービスの「HoloGirlsVR」が、最も革新的なVRサイトに贈られる「ベストVRイノベーション/サイト賞」と「ベストVRセックスシーン賞」の2冠を獲得。
HoloGirlsは、220度以上で画質高めな作品を配信している、米国のHoloFilm Productionsが運営するアダルトVRサービス。2016年6月の時点では、動画の本数が20本程度でしたが、2017年1月現在は120本程度と、大幅な伸びではないですが、着実に本数を増やしているようです。
どのあたりが革新的と評価されたのかが気になるところですが、授賞理由などは不明です。できれば授賞理由も含めて公表してほしいですね。

「ベストVRセックスシーン賞」を獲得した作品は「Angel ‘n Danger」というアナルセックスありの3P作品。いかにもアメリカンテイストな雰囲気。
KiirooとFleshlightが新デバイス「Launch」を展示。
テレディルドニクス(遠隔バーチャルセックス)に対応した電動オナホを開発する「Kiiroo」と、米国の有名オナホメーカー「Fleshlight」が共同で新デバイス「Launch」を展示。
Kiirooが4月に世界同時発売を予定しているデバイスがこれなのかは不明ですが(おそらく別物)、「A10ピストン」のようなピストン運動をする電動オナホで、映像やゲームとの連動、テレディルドニクスにも対応した製品です。今のところ、日本での発売予定等は不明。

Kiirooの「Launch」。音がうるさくないかどうかが気になるところ。
ちなみに、Launchユーザーは、近い将来にオープンする予定の「FeelMe.com」のさまざまな双方向型のコンテンツにアクセスできるとのこと。
ホログラフィックでライブチャットできる「Holo-Cam」。
アダルトチャットサービスの「CamSoda」はホログラフィックを使用した製品「Holo-Cam」を展示。スマートフォンやタブレットの上に、透明なピラミッド状の器具を設置することで、女の子をピラミッド内に立体的に表示してビデオチャットを楽しもうという製品。
スマホに斜めに透明な板を置いてホログラフィックを実現する方法は、以前からありましたが、アダルト用途で実際にサービスを展開するのは、おそらく初の試みではないでしょうか。


「VR」が大きく影響した今回のAVNアダルトエンターテインメントエキスポ2017。
Naughty AmericaやHoloGirlsVR、Reality Lovers、VR BangersといったVR動画サービスは、来場者がアダルトVRを体験できるように会場にVRヘッドセットを設置するなど、今回のAVNアダルトエンターテインメントエキスポ2017は、VR技術やテレディルドニクス等の影響を強く受けた展示となったようです。
来年の今頃は、どんな技術やサービスが注目されているんでしょうか?来年のAVNも楽しみです。