VR関連機器

テクノブラッド、視線追跡型VRヘッドセット「FOVE」を日韓インターネットカフェで無償提供へ

FOVE

インターネットカフェ等を運営する株式会社テクノブラッドは、株式会社 FOVE(代表取締役:小島 由香)が製造開発を手掛ける世界初の視線追跡型バーチャルリアリティヘッドセット『FOVE』を日本、韓国両国のインターネットカフェへ無償提供し、VR コンテンツの体験プラットフォームを展開するため、パートナーシップを提携したことを発表しました。

「FOVE」とは

「FOVE」とは、傾き検知機能、ヘッドトラッキング機能の他に、視線追跡機能が搭載されたVRデバイスです。

■FOVEの特徴

  • 酔いを最小限に抑えた長時間の快適な VR 体験
  • 注視している場所以外をぼやけさせることで目の焦点を再現
  • アイコンタクトによる VR プレイヤーとの自然なコミュニケーション
  • 視線を使った全く新しい直感的な UI 操作

またこの視線追跡機能を応用し、ユーザーが実際に見ている部分だけを高解像度で出力し、その他の部分の出力を落とす処理(Foveated Rendering)を行うことで、GPU の負荷を下げ、ハイクオリティなコンテンツをスペックが低めのパソコンでも楽しめる端末。

なんといっても、視線追跡と、それによって実現できる「フォービエイテッドレンダリング」が強みのデバイスですね。テクノブラッドのプレスリリースによると、

ネットカフェ体験スペース展開概要

テクノブラッドは、日本のみならず韓国でも『FOVE』を展開するため、韓国向けにネットカフェ管理ソリューションを提供していることで知られる関連会社の株式会社 N Media Platform(住所:Geumcheon-gu, Seoul, Korea CEO:Kwon Ho An)を通じて、日韓両国で『FOVE』を用いた VR コンテンツの体験プラットフォームを展開していきます。今回のこの取組により、日韓合計約 7,000 店舗のネットカフェを基盤とした月間約 2,500 万人のユーザーにアプローチできる大きな VR コンテンツの体験プラットフォームを構築いたします。

また、今回のプロジェクトを『Virtual Gate Project』と呼称いたします。ユーザー様に VR の世界を体験していただく為の入り口(Gate)を沢山の場所に設置し、VR を多くの方々に身近なものとして体験していただきたいと考えております。そのステージ 1 として、ネットカフェで VR を体験していただく場を『NetCafe Gate』として広めてまいります。

日韓で効率的なコンテンツ配信、マーケティングが可能に

テクノブラッドは、日本のネットカフェで No1 シェアを持つコンテンツ配信ソリューション『プロビジョン』にて、インターネットカフェの 90%以上、約 10 万台のパソコンにコンテンツの自動インストール及びアップデートのサービスを提供しており、また同様にN Media Platformは『Geto』および『multiself』というコンテンツ配信プラットフォームを韓国内で提供しております。この日韓両国のプラットフォームを活用し、VR コンテンツにおいても強力なコンテンツ配信プラットフォームを形成していきます。また、テクノブラッドと N Media Platform それぞれが展開しているネットカフェ広告ソリューションを最大限活用して、ユーザーへ効果的なコンテンツマーケティングも同時に行うことが出来ます。

と、VRコンテンツの配信プラットフォームとしても展開していくとのこと。また、

VR 業界の背景と、FOVE との協力体制

昨今、盛り上がりを見せている VR 業界ですが、問題点として以下の点が挙げられておりました。

  1. ハイエンド VR コンテンツを楽しむためにはハイスペックパソコンが必要である。
  2. 手軽に VR 体験をするためのコンテンツ配信など、環境整備が難しい。
  3. 満足にコンテンツを楽しむためにはある程度のスペースが必要である。

この度、テクノブラッドと FOVE が提携することにより、日韓両国において VR 端末とコンテンツ、効率的に GPU を活用する技術、そして体験スペースを総合的にサポートすることで、より効果的にユーザー様に VR 体験を提供することが可能となります。

VR 環境構築のための取り組み

ハイクオリティな VR 環境を構築するためには、高い性能を持った GPU が必要不可欠です。ユーザーへの快適な VR 環境構築の為の取り組みとして、NVIDIA 社、AMD 社と協力し積極的にネットカフェへ GeForce GTX VR Ready 仕様及び Liquid VR テクノロジー搭載 Radeon シリーズのグラフィックス・カード提供を行うことで、プラットフォーム基盤を更に強固にしていきます。

FOVE 向け VR コンテンツ開発のサポート体制

上記の取り組みによって、FOVE を基盤とした大きな VR 体験プラットフォームが日韓のネットカフェを中心に形成され、多くのユーザー様に VR コンテンツを体験してもらう環境づくりが可能となります。こうして拡大する市場に向けたコンテンツ開発へのサポート体制として、以下のベンチャーキャピタル等が、FOVE 向け VR コンテンツを開発する会社への出資を検討致します。また、初期の段階で『FOVE』のネットカフェ展開に参画するコンテンツメーカーに対しては、より積極的に支援を検討いたします。

とのことで、コンテンツメーカーだけでなく、NVIDIAやAMDも巻き込んだ大規模プロジェクトになるようです。これで一気に「FOVE」がVRデバイスの台風の目として台頭してくるかもしれません。

参考:
テクノブラッド
FOVE

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この記事を書いた人

アッキー

アッキー

オトナのVR編集部ライター。アダルトVR動画からアダルトVRゲームまでアダルトVR全般に興味アリ。OculusやHOMiDO等を使って様々なアダルトVRを楽しみつつ、アダルトVRの進化を日々追いかけています。実写も3DCGも2Dも、エロいものには反応します。